【造船】ワールドSIMであるHelloSIMの再販元、及びその設立経緯に関して

日本国内で販売されているHelloSIMですが

実際には、ラトビアの業者が販売しているSIMカードを再販しています。結果として、再販元のマイページにログインすることができます。

2018年3月6日時点で、この方法は塞がれてしまったようです。


タイトルに書いた「造船」が何を意味するかは後ほど説明します。

実際にサービスを提供している基幹業者はCamelMobile(XoMobile)のようです。しかし、この業者は基本的にロシア語圏にしか卸していないようです。
ではそれを考慮した再販元はどこかといいますと、Novikontas Connect(https://www.novikontasnc.lv/)となります。おそらくNovikontas ConnectがXoMobileのMVNOとして機能しているのでしょう。

Novikontas ConnectからSIMカードを直接購入するにはラトビアのオフィスに直接出向く必要があるため、日本国内での直接購入は困難です。
購入にはパスポートの提示が必要で、かつ現金で初期費用を支払う必要があります。

実際にNovikontas Connectのウェブサイトにアクセスすると次のような画面が表示されます。

手元に用意する必要があるものはHelloSIMの電話番号(+371-2から始まるもの)とPUK2です。
PUK2はHelloSIMが到着した際に、SIMカードが取り付けられていたプラスチックカードに記載されています。
これらを入力すると、Novikontas Connectのマイページにログインできます。

HelloSIMのPUK2を紛失しましたか?
プラスチックカードやPUK2を紛失しましたか?心配いりません。次の手順を踏むことで、マイページにログインしPUK1/PUK2を確認できます。

1. HelloSIMのSIMカードを携帯端末に挿入します。デュアルSIM端末の場合、電波が受信可能であればいずれのスロットでもかまいません。
2. http://connect.novikontas.lv/にアクセスし、パスワード入力欄の左側にある錠前のアイコン1)Send temporary password to the phoneをクリックします。
3. 表示されたダイアログ2)Temporary password request – Enter your login or phone numberに、HelloSIMの電話番号を入力します。電話番号は3712から始まる11桁の数字で、プラスやハイフンは不要です。
4. Sendボタンをクリックすると、ワンタイムパスワードがSIMカードを挿入した端末の画面に Your password is: xxxxx の形式で表示されます。
5. 表示されたワンタイムパスワードをパスワード欄に入力してログインします。ログイン時に入力する電話番号は同様にプラスやハイフンを省略した11桁の数字です。

マイページにログインすると、SIMカードのICCIDや電話番号、PUK1とPUK2を確認できます。
また、最大通話時間に関する記載も確認できます。実際はそんな長電話する人はいないと思いますが、HelloSIMでの1回の最大通話時間は90分に制限されているようです。
Masakatsuという表記が見えますが、これはHelloSIMを販売している「株式会社SEATEC・MOBILE」の代表取締役の氏名「渋谷 真克」からきているものと推測されます。

詳細な通話ログや通信ログの確認もできます。

チャージ履歴の確認もできます。その気になればHelloSIMウェブサイトを経由せず、Novikontas Connectから直接トップアップできそうですがまだ検証していませんし保証もできません。
しかし、HelloSIMウェブサイトに問題が生じた際、チャージが行える可能性はあります。緊急用の手段として覚えておくとよいかもしれません。

HelloSIM側で提供されていない機能として、高度な着信拒否機能があります。
時間や曜日、日時を指定してフィルターを設定できるのはあまりないかと思います。
ただ、この機能もHelloSIM側では正式にサポートされていないので触らないほうがよいかもしれません。

なぜNovikontas Connectができたのか

親会社と思われるNovikontasおよびRSB Novikontasは船舶関連の事業者であるようです。リトアニアの三大造船所の下請け企業として重要な企業とされています3)https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2005/00802/contents/0011.htm
造船を行い、製品を輸出するということは、当然海外向けに入出国を繰り返すことになります。通常の携帯電話では、ローミング費用が高額となり、かつ基本的に国を移動するごとに追加料金を支払わなければなりません。これではそのような職に就く者にとっては大変困ってしまいます。
その結果として、世界各地のプロバイダと協力し、格安でローミング可能なMVNOが成立したものと推測されます。
何気なく使っているワールドSIMですが、このように造船と関係があるというのは意外です。

なぜ再販元がNovikontas Connectだとわかったのか

理由は簡単です。現地語でのサポート番号として提示されている電話番号+371 2222 0000がNovikontas ConnectとHelloSIMで一致しているためです。
また、ログイン時の電話番号が+371 2xxx xxxxと最初の1桁が一致していたというのもあります。
こちらのカスタマーサービス(+371 2222 0000)に連絡するとHelloSIMのカスタマーサービスをすっ飛ばして直接Novikontas Connectのサポートに接続されます(英語orロシア語だが、24時間365日対応)。
しかし、慣れない言語でサポートを受けるのはなかなか難しいです。HelloSIMは、そこに日本語サポートという付加価値を提供した上で再販していることになります。
もちろん、Novikontas Connectの卸値よりは少し高めになりますが、日本語でサポートしてもらえる安心料と捉えればそこまで気になるものではないかと思います。

脚注   [ + ]

1. Send temporary password to the phone
2. Temporary password request – Enter your login or phone number
3. https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2005/00802/contents/0011.htm
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