白猫プロジェクトの今後と課金ジュエル

もう言うまでもないですが。

白猫プロジェクトの存続が危うい事態となってしまいました。しかも外圧によるものです。
この事件(任天堂対コロプラ)に関しては既に他所で解説されていますので詳細は割愛します。しかし、この事件を通していくつか学んでおく必要があること、及び懸念事項があります。

1/12更新:公式からの声明あり

1/12 19:00に公式より、サービス終了の予定はないとの声明がありました(記事の転写)。以下の文章は、白猫プロジェクトに限った文面ではありませんので参考として削除せず残しておきます。

1年近くやってきたゲームであるため、続いていてほしいのはやまやまなのですが懸念事項は山積みです。

いつ白猫プロジェクトがサービス終了となってもおかしくない

結審せずとも、万一仮処分申し立てがあり、それが通ってしまった場合白猫プロジェクトは直ちにサービス停止に追い込まれます。
従って、最悪の事態として覚悟はしておく必要はあります。もちろん継続してくれるのが一番ですが、法の定めによる結果となってしまった場合は従わざるを得ません。
納得できなくても、実際に権利侵害があったのであれば正さざるを得ません。各所への無用な抗議は心証を悪くする結果となりますので、絶対に行わないでください。今はただ見守ることしかできません。まかり間違っても、裁判所で騒ぐような行為はあってはなりません。

なお、今回問題となっているのは特許権ですので著作権自体が問題視されているわけではないようです。したがってアクションゲームとしては死滅する可能性はあるものの、TCGやアニメ、グッズ展開については続けることが可能と見られます。
ただし、これもコロプラが倒産しなければの話になります。万一倒産した場合、これらの展開は他社に権利が譲渡されない限りほぼ不可能となってしまいます。そうでなくても、基軸のアプリを利用できなくなった時点で難しくなるという問題もあります。

ジュエル消費の冷え込み

いうまでもなく、オンラインゲームがサービス終了となった場合それまでの資産は一切利用できなくなります。
そのため、わざわざ課金する人などほとんどおらず売り上げは大きく落ち込むものと見られます。

現時点で課金ジュエルを所有している方へ

万一白猫プロジェクトがサービス終了となった場合、未使用分の有償ジュエルに関しては資金決済法の定めにより返金されます
しかし、白猫プロジェクトの場合は入手順に消費する仕様となっているため、無償ジュエルを使おうとしても先に有償ジュエルが使われてしまうケースがあります。いくらか前に課金したが、有償ジュエルが残っているような場合は残存ジュエルに手を付けないほうが良いかと思われます。
最近課金した場合は、無償ジュエルがいくつ残っているか控えておき、課金分まで消費してしまわないように注意する必要があります。
これにより、課金によるジュエルの売り上げはもちろん、既存のジュエルの消費さえも冷え込みます。FGOやパズドラと異なり、有償ジュエルが先に消費されてしまうリスクを考えると安易にガチャを引くことはできなくなります。
有償ジュエルが先に消費されてしまった場合、サービス終了時の返金額が最終的に減ってしまいます。無償ジュエルは返金の対象とはならないためです(そもそも無償ジュエルは購入したものではありません)。

逆に言えば、無償ジュエルしか残っていない方はサービス終了間際に使い切るという選択も可能です。繰り返しますが、有償ジュエルが残っている場合はむやみに使い切らないように注意してください。

運営の不手際により、ユーザーが路頭に迷う分裂するリスク

確かに一部のユーザーが過激になっているのはありますが、私はこの事件に関して運営側の不手際と見ています。仮に不手際でなくても、直接的な原因は運営にあります。
ユーザー自身が悪いことをしたわけではなくとも、運営側の状態次第でユーザーまで巻き込まれてしまうのがオンラインゲームの弱点です。
ユーザーは運営を選ぶことはできないため(ゲームタイトルに紐づいてしまうため)、こればかりは宿命となってしまいます。
サービス終了後、ユーザーのプレイするゲームに関しては完全一致とはなり得ないためどうしても分裂してしまうものと思われます。

アーカイブ化に関して

現時点では、ポップアップストーリーなどの希有な例を除きオンラインゲームのアーカイブ化は為されていません。これは、サービス終了するとそのオンラインゲームを一切プレイできなくなるとともに、情報が一切取り出せなくなることを意味します。
現時点で残っているスクリーンショット、録音、録画などは貴重な資産です。削除せず保管しておきましょう。サービス終了してもこれらのメディアが使えなくなることはありません。
サービス終了してからでは手遅れになりますので、今すぐにでも撮影できるものは気の済むまで撮影しておくべきでしょう。
またグッズ展開にも少なからず影響が出る可能性がなくもないですので、気になるキャラのグッズがある場合は今すぐにでも購入しておくべきでしょう。

今後の課題

サービス終了するとプレイできなくなるのはもちろんです。しかし、外部からの権利侵害を指摘され、有効な対策を出さなかったためにサービス停止を要求する訴訟まで起こされるということから、権利侵害の指摘があった場合に備えて様々な対策を備える必要があることも、今回の事件から学ぶことでしょう。
また運営側の問題でユーザーまでもが被害を被ること、サービス停止を求める訴訟が提起されると売り上げが大きく冷え込む危険性も浮き彫りになりました。オンラインゲームは継続的に売り上げを上げられる可能性がある一方で、このような問題が起きると収入が直ちにストップする危険性を孕みます。
継続的な金鉱にはなり得るが、メンテナンスが欠かせないのがオンラインゲームの特徴であり課題ともいえるでしょう。もちろんこのメンテナンスには、法的問題への対応も含みます。

最後に、私は特にどちらか一方を擁護するつもりはありません。こうなった以上、後はなるようにしかなりません。
白猫プロジェクトがサービス終了するとなれば、移住先を探すのみです。心残りはありますが、こればかりは仕方ないでしょう。

広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

広告